バッティングセンターの打込み
継続は力なり
よく聞きなれた言葉ですが、この言葉を座右の銘としている人は
多いと聞きます。
その一人に、現在メジャーリーグで大活躍する大スター、
鈴木 一朗氏がいます。
ある有名な文章が残っていて、そこから今のイチロー氏の活躍を
見いだせる重要なヒントがあるといえますー。
それは、小学校3年生の時に、本格的に野球を初めてから中学の
卒業迄の7年間に続けたことがあります。
有名なことなので、知られていることだと思いますが、
ほぼ毎日バッティングセンターに通い詰めて、機械を相手に
1000本以上の打ち込みを続けたという事です。
休んだのは、正月の2日間だけて、他の日は毎日バッティングセンターに
通ったということでしたー。
その後、高校生になっても、プロとなってもこの習慣は変わらずに、
続けたわけです。
「完璧になれないと分かってはいますが、それにむかって突き進んで
いく人間でありたい」
イチロー氏の「継続」は、中断することなく進展していきます。
イチロー氏こそ「継続は力なり」の意味と重要性をそのまま実践している
典型例だと思います。
栄誉や名誉を十二分に欲しいままにして、一流選手として
のキャリアのトップに存在しているすごい感のある人であります。
イチロー氏を見習って、継続して、進化していく人でありたいですね。
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ソウルとブルース
世の中には、たくさんの音楽がありますが、
例えば、ブルースを取り上げてみた場合に、当の黒人自身は
どう思っているのでしょうか?
そんなことを考えていたら、ある人の言葉に回答がありました。
それは、ブルースは、いろんな方面に影響力をもっているとのことです。
例えば、歌を聞いての結果についてですが、黒人がブルースを聞くと
何か自分の心の奥深くに、何か触れられることになるんでしょうねー。
他方、ソウルミュージックは、現在は自分が黒人であることを誇りと
する音楽となっている状況のようであります。
それが原因ともなって、若い黒人の多くは、ブルースに
ほとんど耳をかさないでいるようですよー。
しかし、ソウルが新しい黒人の音楽であることは、
確かであるようですが、若い人達が酒などを飲んだ時の態度を
よく見てみれば分かるといいます。
ブルースは、嫌いだと言いながら、酔ってくると、
ブルースべったりになっているというのであります。
黒人が、切っても切れないでいるそのブルースとは、
いったいなんでしょうか?
また、我々日本人にも訴える共通性、
普遍性を持っているのはなぜでしょうか?
そんな事を思いめぐらせた今日でした~。
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チキンラーメンとカップヌードル
終戦直後、大阪の梅田での焼け野原で、一杯のラーメンを求めて、
大勢の人たちが、長い行列をつくって並んでいました。
この時こそ「食足りて、世は安らか」という言葉を、
実感した人がいました。
また、GHQがパン食を推奨した広告について、
もともと日本には、めん食の伝統があるのに、どうしてめん食を
推薦しないのだろうか。と強く疑問を感じたことです。
この理由を厚生省に尋ねると、「めん業者は零細企業が多く、
供給面で問題があるからだ。立派なことをいうのなら、
自分でやってみせろ。」とつっぱねられたといいますー。
その後、この言葉を忘れずに、反骨精神を持って裏庭に建てた小屋で、
湯を注ぐだけで食べられる容易いラーメンを、作りはじめました~。
そして、1年後の1958年に「チキンラーメン」と名づけられた、
即席ラーメンが、完成しました。その制作者は、安藤百福氏であります。
販売を開始すると、またたく間に、日本全土にその名称が、
知れ渡っていきました。
パイオニアとしての安藤氏のプライドは、1971年に次の商品である
「カップヌードル」を誕生させているのです。
こうした経緯があったのですね~。
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今を生き抜く
時間の流れは、過去から現在、未来と一般的に進んでいる
と思う人がほとんどだと思います。
たとえば、もし過去について、思いめぐらしているとそのことは、
いま考えているのですから、
その過去は今自分の中にあるということですね。
そして、未来について今考えているとすれば、それは未来を
作りだしているということになります。
現在は、未来を意味するということです。
つまり、過去も未来も、一緒に変化しているということですね。
信念や思考の日常の習慣的な行動によって、未来は、
自分の心の中に存在しているといえますー。
ある実業家の言葉ですが、
「未来を恐れず、過去に執着せず、今を生きろ」
私の好きな言葉ですが、本当にその通りだと思います。
この一瞬にしか、全てはないという考えです。
今この現在、この瞬間が、過去になっていたり、
未来になっていたりする訳です。
ですから、未来設計図をいつも心に抱いて、それをたえず
見直すことがよいのでしょう。
その未来設計に修正を加えて、日々すごすことが大事だと思います。
その心の作業が、今日の時間と明日の時間に大いなる恵みと
恩恵をきっともたらしますよ~。
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還暦の新人女流歌手
ある女流歌手が、歌手デビューを果たしました。
58歳で、歌手としてメジャーデビュー、いくら高齢化が進んだとは
いっても還暦の新人歌手というのは、特異な存在でしょうね。
「50代までに、目がでなかったとしても、それ以降に花咲く人もいる
が、私もその仲間だ」と言っているといいます。
人は、誰しも40代を過ぎると、そろそろ定年が見えてきます。
そうすると、無意識に自分の人生のまとめを、
はじめだすのだといいますねー。
「まだ旬というものを、自分として経験していない」
ということを感じたのであれば、
ある女流歌手のようにならって、考えてみるのが良いかもしれません。
自分としては、どうかというと、「いまが旬である」と思うように
こころがけています。
若さと年齢を結びつけて考えるのは年にとらわれて、
いるからだと思います。
若い、若さとは、単に年齢だけを意味するのではないと思います。
現実には、80歳の若者もいれば、20歳の老人も存在しています。
結局のところ、若い生活をしている人は若く、
老いた生活をしている人は
老いているというのが、私の見解です~。
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平成の経営の神様
まだ資本も経営ノウハウもない、一ベンチャー企業である
京セラが、1961年に、ある経営理念を固めました。
それは、
全従業員の物質両面の幸福を追求すると同時に、人類、
社会の進歩発展に貢献する。
という、稲盛和夫氏の発表した内容のものです。
これは、会社は個人のものではなくて公器である、という思いを
強く実感した結果、掲げたのだといわれます。
当時の世間の流れを受けて、従業員たちから、
「ボーナスの最低保障を約束して欲しい」との声があがったそうです。
その時に、稲盛氏は、
家族の一員としてやろう。これからは、労使ではなくて、
パートナーである。
と、従業員を説得したといわれます。
そして、これらを四文字熟語で意味したのが、「敬天愛人」
というわけです。
この言葉は、稲盛氏の座右の銘と言われていますが、本来は、
西郷隆盛の言った言葉だとのことですー。
今も若手経営者などに、その精神の重要性を説いて回っているようです。
次に、1984年、稲盛氏は通信分野への参入をしました。
「動機善なりや、私心なかりしか」をモットーに邁進しました。
やがては、今のauとなる第二電電を立ち上げることになるのです。
現在は、仏門に入ったということですが、やるべき事をやった人には
最終的には、悟りの世界しかないのかもしれませんね~。
平成の経営の神様は、これからどんな方向にいくのでしょうか。
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ある城とその城主
1993年12月に、姫路城は、日本初の世界文化遺産に指定されました。
別名白鷺城とも呼ばれ、
建築技術の粋を極めた傑作として、名高い建築物だと思います。
岡山駅を降りて、真正面を見ると、遠くに
その美しい姿がみてとれます。
まっているよ、
とばかりに雄大に天守がそびえています。
姫路城には、数々の物語が言い伝えられています。
播州皿屋敷のお菊井戸、宮本武蔵の妖怪退治の話などがあります。
そして、
美しい姫といわれていた徳川家康の孫娘である、
有名な千姫の物語等がありますね。
建築的にも多くの物語の中心として、魅力のある城ですー。
羽柴秀吉が、
20年前に建てた三層の姫路城を取り壊し、7階の天守として、
再築城しました。
その後、池田輝政が、
徳川家康の次女である、督姫を妻とする時に、
8年の歳月を費やして建てました。
それは、関ヶ原の戦いの翌年にあたりますね。
とにかく、見たところ、庭も城も広くて整頓されていて、
美しく、衛生的だと思いました。
姫路城が、世界文化遺産に指定される以前に、見に行ったので、
今の修繕、改築をした城とは、異なる風情かと思います。
昔の殿様は、すごーい権力を持っていたのだなー
と思いますね~。
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