チキンラーメンとカップヌードル

終戦直後、大阪の梅田での焼け野原で、一杯のラーメンを求めて、

大勢の人たちが、長い行列をつくって並んでいました。

この時こそ「食足りて、世は安らか」という言葉を、

実感した人がいました。


また、GHQがパン食を推奨した広告について、

もともと日本には、めん食の伝統があるのに、どうしてめん食を

推薦しないのだろうか。と強く疑問を感じたことです。


この理由を厚生省に尋ねると、「めん業者は零細企業が多く、

供給面で問題があるからだ。立派なことをいうのなら、

自分でやってみせろ。」とつっぱねられたといいますー。


その後、この言葉を忘れずに、反骨精神を持って裏庭に建てた小屋で、

湯を注ぐだけで食べられる容易いラーメンを、作りはじめました~。


そして、1年後の1958年に「チキンラーメン」と名づけられた、

即席ラーメンが、完成しました。その制作者は、安藤百福氏であります。

販売を開始すると、またたく間に、日本全土にその名称が、

知れ渡っていきました。


イオニアとしての安藤氏のプライドは、1971年に次の商品である

カップヌードル」を誕生させているのです。


今や、世界商品となった日清食品カップヌードルは、

こうした経緯があったのですね~。

 


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