ひとりで孤高を気取っているよりも、まわりの人びとと共に
進んだほうがよいでしょう。
まわりの人が、全員狂っているならば、自分も狂っているほうが
安心かもしれません~。
大事なのは、時代の流れに合わせて生きることです。
自分ひとりが、まともなつもりでいても、世間からは変人扱い
されるというのが一般的です。
ですから、何も知恵もないか、知恵のないふりをする人が、
ときによっては、いちばんの知恵者だということになりますね。
この世界の人は、大多数において無知の人たちかもしれません。
そして、人は他人の中で生きていかなければいけません。
全くの野蛮人であるか、神にも匹敵する優れた特性を備えた
人でもなければ、たったひとりで生きていくことなどは、
とうてい不可能です。
また、自分ひとりが愚か者とみられるくらいなら、大勢の人と
共に賢明に生きたほうが、よいともいえるでしょう。
おかしなことに、我々のみのまわりには、さも賢人気取りでいな
がら、実際は途方もない妄想に取りつかれているのみという
手の施しようもない愚か者もいるものです。
孤高を気取るのは、やめましょうね。
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