暑さ寒さも彼岸まで

暑さ寒さも彼岸までと言いますが、残寒・残暑は彼岸のころまで

続き、彼岸をすぎるとやわらぐという意味をもっています。


その彼岸の期間は、春分の日つまり3月20日を中日として、

前後3日間を合わせた7日間が期間となります。

つまり、3月17日から3月23日を指すことになりますね。


皆さんは、いわゆるお彼岸をどのように過ごしているのでしょうか?

彼岸には、全国のお寺やお墓にたくさんの人がお参りに行きます。


我々も祖父母や父母からその姿を伝えられてきましたが、

彼岸に関する仏事は、平安時代から始められてきているようです。


彼岸という言葉の意味ですが、

我々の生きているこの世界を、此の岸というのに対して、

涅槃・浄土の世界であるあの世を、彼の岸として意味します。


此岸に生きている我々が、生老病死の迷いの世界から涅槃の悟り

の岸に至ることを願う仏事とされています。


ですから、お彼岸は、苦しみや悩みのない境地に至りたいと

願わずにはいられない我々人間のこころから生まれたといえます。


日常の懈怠を反省して、自分自身を深く見つめながら、

彼岸を迎える大切さをあらためて、考えてみたいですね。


あわただしい生活の中でも、過去の亡き人をとおして自らを省みて

みることが必要でしょう。

 

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